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私の模型趣味は陸軍もののミリタリーミニチュアが専門だが、それと同時に車・戦闘機などの趣味もある。
車の場合はF-1、スーパーカーなど片っ端から幅広く作ったが、中学〜高校時代に50'sミュージックにハマったのもあって、一番好きなのはその前後の年代のレトロでクラシックな車達である。時代で言えば1930年代から1960年代あたり。この辺りの時代の車の魅力はなんと言ってもそのデザイン。なんというか、「車」という新しい文化に対しての「夢」が感じられるデザインという気がするのである。
前置き長いが、その趣向の一つとして25年前に購入して途中で組み立てるのを止めてしまったアメリカのAMT社製1/25の「57年型シボレー」を実家の倉庫で見つけたので引っ張り出してきた。
80年代の模型だが、かなり黄ばんでいて見た目もかなりレトロ。

外箱はご覧の通りボロボロである。

中身は25年前に製作を中断した時のまま時間が止まっている。

説明書はかなり黄ばんでいる。

デカールはカビが生えて使用は厳しいかも。

パーツ群は紛失したものはなさそうだが、ランナーから外れてしまっているもの多し。

25年前作っていた時に使用したタミヤパテがそのまま入っていた。もちろん、揮発してガチガチに固まってしまっていた。

・・・とまぁ、その当時のやる気無くした状態までそのまま封印されたかのような模型である。これをなんとか飾ったりしておける状態まで持っていきたいなと考え中。
ミリタリー系と車系:私のコンセプト
私は同じ模型であっても、ミリタリー系の模型と車系の模型に対するアプローチというか向かう姿勢は全く違う。ミリタリー系はもの凄く調査し、時間をかけて一つの作品をじっくりと作り込んでいくが、車系はあまり実写を調べたりしない。色も、説明書通りではなく、好みの色に勝手に塗り替えてしまう。
これは、それらを文化を見るフィルターとしてどう捉えているか、の違いである。ミリタリー系は、それをフィルターとして、「歴史」を見ている。対して車は、「モノに対する夢」というか、例えば50年代のアメリカの文化が好きで50年代の車の模型を作るなら、自分がその当時生まれてこの車を購入したなら、どうカスタマイズし、どう乗りたいか、というのをイメージとして膨らませて作るのである。そこには「リアリティの追求」は存在しないので、出来るだけピカピカに、「オモチャっぽく」作るのが好きである。
あと、車の模型もタミヤが世界一の工作精度を誇ると思うが、私の場合この年代の車の模型なら、アメリカのAMT社、レベル社、リンドバーグ社製の、「かなり大雑把でテキトーな」作りの、工作精度の悪い模型が好きである。
これは、
「どの製品もスターマークがきっちりと正しい精度で貼られたMADE IN JAPANのコンバースよりも、製品によってバラツキがあり、履いているとヨレヨレによれてくるMADE IN USAのコンバースが好き」
「縞目がカンペキで洗濯しても型くずれしないグンゼの下着よりも洗濯したら一発でヨレヨレになるヘインズのT-シャツの方が好き」
という感覚とまったく一緒である。
そんなこと書いていたらまた物欲が出てきてしまった。今後、リンドバーグやレベルなどの車や飛行機の古い模型にも手を出していくかも。
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