Tag : クラフトワーク
1 - 7 of 77
クラフト系メモ:ノーマン・ロックウェル作品をオーダー(その2)
クラフト系メモ:ノーマン・ロックウェル作品をオーダーの続き。
Norman Rockwell Museumにオーダーしていた「Shuffleton's Barbershop」が到着。
29x59をオーダーしたのだが、額に入っているので全体のサイズが思ったよりデカい。額は結構しっかりしていて、梱包もデカイプチプチでガッチリ巻かれていた。しかしサイズと梱包にもよると思うがさすがに送料が高く付いた。(送料:$150なり)
壁にかけると小さく見えるのでやはりこの大きめサイズで正解だったと思う。
肝心の作品は色も発色よく、サイズが大きいのもあるせいか絵筆の流れもチェック出来たりして大満足。
クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き3)
とりあえず完成
クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き2)の続き。
まだまだ細かい修正を入れたいところがあるが、きりがなくなるのでここでひとまず完成、ということにした。(↓)

細かい部分だが、バイクの金属感を出すためにチッピングとして2Bの鉛筆で取っ手や泥よけ、タンクの周りに剥がれ傷を描き込み、泥の表現としてパステルを紙ヤスリで粉にしたものを3色混合してα-ピネン油で塗り込んでみた。
フィルタリング、チッピングなど現在の定番の手法を使っているが、完全にトラディッショナルなドライブラシという手法を消し去るのではなく、あえて「リターン・オブ・ザ・ドライブラシ」という感じを狙って、模型をキャンバスに見立てて際立たせたい必要な部分にのみ油彩を使ってドライブラシをかける、という方法をとってみた。
デジカメで撮影する事を前提にした模型製作の場合ドライブラシを使うよりも現代的手法の方が効果があると思うが、肉眼で見るサイズを前提にした場合まだまだドライブラシが効果的な面もあると思う。
ちなみに、完成作品の原寸サイズはおおよそでこのサイズ。(↓)

100円玉のサイズをパソコンのスクリーンに当ててみると微妙に大きい気がするが、大体合っていると思う。
今回の隠れたキモとしては、全体的にWWII中のヨーロッパのどんよりした重たい雰囲気を小さいビネットの中のどこかに表現したい、というのがあった。そこで初めての試みとして、最初に土台、バイク、フィギュアなど全てのアイテムをブラックで塗りつぶしてアンダーコートした後で黒から色を立ち上げていく、という手法を使ってみた。いわゆる黒立ち上げ手法だが、ヴィネット全体を全て真っ黒にしたキャンバスと見立てる、というのがポイントだと思っている。
今回は2008年に模型製作の趣味を再開して以来、実は出戻りモデラーとして初の完成品である。沢山同時進行で作っている上に日常生活面や他の趣味でも忙しくて製作時間を捻出するのが難しかったりしていたので全く一つとして完成まで持っていけていなかった。ここ半年くらいでパソコン関係の趣味に割く時間を大幅に減らす事が出来てきているのでその分を製作時間に使うようになったことで完成まで持って来れた気がする。まだまだ製作意欲が沸いているものが沢山あるので次へのステップストーンにしたい。
関連過去ログ:
- クラフト系メモ:BMW Rider(その1)
- クラフト系メモ:Zundapp KS750 & Panzer III Ausf.J
- クラフト系メモ:LionRoar/ライオンロア Zündapp KS750 (その2)
- クラフト系メモ:LionRoar/ライオンロア Zündapp KS750 (その3)
- クラフト系メモ:LionRoar/ライオンロア Zündapp KS750 (その4)
- クラフト系メモ:LionRoar/ライオンロア Zündapp KS750 (その5)
- クラフト系メモ:LionRoar/ライオンロア Zündapp KS750 (その6)
- クラフト系メモ:Dispatch Rider再び
- クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き)
- クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き2)
クラフト系メモ:洋書:Euro Militaire 2009
オーダーしていた「Military Modeling」の「Collecters' Edition Euro Militaire 2009」が届いた。
Euro Militaire(ユーロミリテール)とは、毎年イギリスで開催されるヨーロッパ最大級のミリタリーモデリングイベントで、そこで賞をもらうことはこの趣味の世界では最大級の栄誉である。日本ではマイナー中のマイナーな趣味だが、どんな趣味でも世界から一同に介したら大きなグルーブになるもんである。
雑誌の表紙からも分かるようにいわゆるナポレオニック、ナポレオン時代や中世ヨーロッパが元々は中心で、そのあたりから現代までをテーマにした作品が集う。昔のものを特集した洋雑誌は3冊ほど持っているが最近のはなかったので最近の動向を知るためにオーダーしてみた。
4.99ユーロなので日本円で670円くらい。この手の雑誌としてはかなり安いが日本の普通の雑誌(TARZANとかBRUTUSとか)くらいの厚さで紙質もほどほどに良く、写真も奇麗で色味も悪くない。こういう雑誌系は廃刊になったりするかもなのでこれは買っといて良かった。
しかし、世界は広い。賞をもらっている作品はどれもこれも素晴らしい。特に「塗り」の技術が凄い。色彩感というか、作品の全体的なトーンの統一感を出すのが抜群に上手い。ぜひ一度実物を見てみたいと思わせるものが沢山ある。
クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き2)
クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き)の続き。
いつまで経ってもなかなか完成しない私のヴィネット製作。ゴールは見えているのになかなか近づけない。フルマラソンでたとえると38km地点くらいか。あともう一歩なのに最後の詰めが乗り越えられくてなかなか進まない。とりあえず今年中には一つ完成まで持っていきたい。とにかく一つ完成品を作りきらないと次のステップへ進めない気がするので。
ここまで来てまた気に食わない部分が見えてきた。フィギュアの顔がこのヴィネットの最も重要なメインテーマであり、それ以外は脇役であるため最もぬり込んで妥協をしたくない部分なのだが、色々な光源の環境下で見てみると色合いがちがったりして見えてしまう。
以下、三カ所に筆を入れてみた。
- 顔にもう少し生気を入れたいと思い、
- 頬とこめかみ部分と小鼻の上部分にピンクを微妙に入れブレンディング
- 上瞼と下瞼に肌色のハイライトカラーを微妙に乗せた。ほとんど「点」というレベル。
- 髪の毛の生え際にシャドーを入れ、陰になる部分に少し髪のラインをランプブラックで描いてみた。
- ゴーグルベルトにシャドーを入れ、ベルト端はハイライトカラーを乗せ、ある程度距離が離れても肉眼で確認出来るように説得力を持たせてみた。
- 石は石らしく、ごわっとした質感を出すためにドライブラシで際立たせてみた。
乾燥を待ってチェックを入れるがまた暫くすると気に食わないところが見えてくるかもしれない。
ここんところずっとこのヴィネットに筆を入れ続けているが、全然納得のいくレベルではない。70%といったところか。WWI複葉機など、まだまだ製作したいものが後に控えているのでなんとか完成まで持っていきたい。
クラフト系メモ:洋書
模型製作関連でよくチェックしているブログで私が常々思っていることが書いてあったのでクリップ。
洋書のカバーしている範囲の広さってのはなんなんだろうね。 いや勿論研究している人間の実数が軍事アレルギーが未だ色濃く残る日本とは比べ物にならないぐらい多い事だとか、実物それ自体に触れる事の出来る可能性が段違いに高いのも理由ではあるとは思うんだけどさ。洋書を見た時に感じる「果してこの本を求めている人間がどれだけいるのだろうか」っていう印象を日本の本から受ける事って少いんだよね。
Evolution Miniaturesとアルパインの新作 | With a knife, putty, and nipper
ホント、「なんなんだろうね」って思う。私も資料を探すと必然的に洋書になってしまうのだが、それは単純に「日本語の本がないから」というもの。
ちょっと話は逸れるかもしれないが、ヒストリカルフィギュア関連など実質上一冊しかないし、今や日本で「フィギュア」と言えば私が嫌いなアニメキャラクター系やいわゆる萌え系などあの辺を指すのが一般的なのでこの「フィギュア」という言葉を使うのも気を使うくらいである。(模型を趣味にしている人はAFVや飛行機、ヒストリカルと一緒に萌え系も両方好きな人も日本には多いと思うが、私のようにあのいわゆる「童顔+Hなカッコやポーズ」の萌え系フィギュアに「げ。」と拒絶反応を示す人もいるのだ、ということを書いておきたい。)
ちなみに模型趣味のない人にわかりやすく説明すると、世界的にはあれ系は大きく分けると「ファンタジーフィギュア」というジャンルにカテゴライズされる。イギリスの「鉛の兵隊」に起源を持つ「ヒストリカルフィギュア」の歴史が長い海外ではちょいと異端児系である。(英語で『フィギュア」は人物画の事をさすのが語の意味の源でもある。)
話を戻すと、これはなにも模型に限った話ではなく、いろんなジャンルでちょっと突っ込んだことを学ぼうとすると殆どが洋書に行き着いてしまう。しかも結構未だに刷新されたり新書で出たりする。もうあまり読まなくなったPHPやJavaやPerlとかCocoa/Objective-Cとかのプログラム系が本棚にどっさり溜まってしまうのも仕方が無い。当時は洋書でしか欲しい情報の書かれた本がなかったからである。洋書の良いなぁと思う点は「こんなん誰が読むんだ?読むのオレだけじゃない?」と思う本があったりすることだ。マニアックと捉えられるデフォルト値が洋書の場合非常に高い、と思うのである。和書なんか、まだまだだと思う。
ネットがある時代になって一番激変したのはこの洋書や海外発の資料や画像の入手のしやすさだが、こと模型に関しては色味や細かい部分を見る場合ネット上の画像やPDFよりも奇麗な紙にきちんとした印刷で刷られた本のほうが良い場合がまだまだ沢山ある。
最近Andrea Miniatureが出版している洋書のバックナンバーをオーダーしたのだが、この売り方が面白いなぁと思った。2003年とか2004年とかのちょっと前の古い年の本は「Value Pack」とか言って3〜4冊パックになって売られているのだが、新書だと日本円で1,000円以上するやつがまとめて買うと100円くらいの換算で変えてしまう。4冊バリューパックで400円。激安である。
日本もこういうシステムを導入して消え去ってしまったバックナンバーとかをPDFでもいいから売るとかしてほしいなぁと常々思う。(パソコン雑誌は廃刊になる時に似たような事やってるけどね) これは書籍だけでなく音楽にも言えるんだけど。
クラフト系メモ:Dispatch Rider再び(続き)
20年前にはなくて今は定番になっている油彩によるテクニックの一つ、「フィルタリング」。昔は「ドライブラシ」という塗料をカスカスになる寸前まで拭き取ってそれをかすらせるようにしてグラディエーションを描いていくテクニックが主流だったが、今はこのテクニックを全面に施すのはイマドキではない(らしい)。今はこの「フィルタリング」と「チッピング」を使って経年変化を表現するのが主流である。早速KS750に施してみる。
油彩をランダムに置いていく。使用する色は色々手法があるようだが、ここでは「赤」「青」「黄色」「白」の四色を使ってみた。(↓)

次に、油彩用のオイルで溶かして全体に被せるようになめしていく。使用するオイルも色々あるようだが、ここでは「α-ピネン」オイルを使った。(↓)

とりあえず、このKS750とGerman Dispatch Riderを組み合わせたヴィネットもある程度かたちになってきた。
以下、現在の進捗状況。
去年の今頃の状態(↓)

グランドワークは、
- スチレンボードに紙粘土を使って泥を盛りつけ
- 本物の小石と使い古しの筆を使った雑草を溶かした木工用ボンドで固定
- Mr.カラーのフラットブラック:レッドブラウン=2:1で調合したベース色を1:2=塗料:シンナーの割合で希釈し、エアブラシで全体に塗布
- パステルと油彩を混ぜたものをα-ピネン油で溶いてドライブラシ
という流れで行った。
また、ベース台のラベルはMacのグラフィックソフト「OmniGraffle」を使ってデザインし、背景を黄色にしたものを銀色のラベルフィルムにプリントアウトした。(これで金色の効果を出している)余談だが、当ブログで公開&配布しているアイコンのデザイン&製作も全てこのOmniGraffleを使っている。そのくらい重宝して入れ込んでいるソフトである。
これから暫くしっかり乾燥させ、色の変化が落ち着いたところで(油彩は乾くと色が微妙に変化するため)細かい調整を行っていく予定。
関連URI:




インフルエンザに感染してしまい、外出&他人との接触禁止状態になってしまった。連日の雨も重なってせっかく調子が上がってきていい感じだった趣味のランニングもマラソン大会が近づいているというのにストップ状態で、フラストレーション溜まりまくり。
・・・というわけで、アウトドアで発散出来ないエネルギーをインドアな趣味に全てぶつけてみる。
去年購入してストック状態になっていたドラゴン製1/35ドイツIII号戦車J型。最近は無機質な鋼鉄の模型の工作よりも有機質な人間の塗装のほうに興味があってあまり製作意欲が沸かなかったが、気分転換も兼ねて何気に手に取ってみたら・・・なぜか工作の神が降臨、狂ったように工作スタート。このパーツ数ぎっしりの難モノキットを一気に二日間で組み立て完成してしまった。
以下、怒濤の製作過程20枚。
まず車体下部。完成すると見えなくなってしまうシャフトまで再現されている。無駄に精密。(↓)

排気管下部からしか見えないネットも金属パーツで再現されている。

キャタピラはイマドキ標準である全てバラの「マジックトラック」。組み立ては一個一個接着していくので非常に面倒くさい。

・・・が、接着剤を一個一個に塗っていくのではなく、接着剤のハケのほうは机に固定しておきキャタピラのほうをピンセットでつまんでハケにつけ、机に上でどんどん貼付けていく・・・という方式に変えたところ、作業効率が一気に加速。
右側完成。

両側キャタピラ完成。

フェンダーの組み立て。ここも地味に面倒くさい。

細かい部分で金属パーツが使われていて精密感が高い。

キューポラの組み立て。

なんと稼働式。芸が細かい。

中の砲身不部分も空薬莢受けバスケットまで再現されていて精密。

形になってきた。

エンジン排気口部はエッチングパーツで再現。密度感がある。

ここの防弾パネル上部もエッチングパーツで表現されている。

アンテナは0.3mm銅線を使って自作することにした。オリジナルのプラスチックのアンテナ部分を切り取り、基盤だけ流用。ピンバイスで穴を開けて銅線を差し込む。

資料画像を研究していて昔からイメージにあったアフリカ戦線のIII号戦車で施されていた、予備のキャタピラと予備のホイールを車体前部にかける方式を再現してみた。

これまたアフリカ戦線の資料写真でよく見られる砲塔に巻き付けられたカバー。これは鉛板を使って再現。

アフリカ戦線の雰囲気を語らせるために、フィギュアは悩んだ。大オラマのアイディアをいくつか考えていたが、なかなか決められない。
最初の案は、ガス欠でIII号戦車を放棄して歩き出そうとする兵士2人、という構図。
試しにフィギュアも仮組してダイオラマに組んでみたが、イマイチな感がしたのでボツ。この「戦車とその横に突っ立っている兵士」という構図は最近よく見かけるトレンドだが、なんか逆に面白みがないというか、「静的ダイオラマ」の典型であまりにベタである。そう、最近はこの「ほのぼの系」というか「牧歌的な雰囲気」というか「静的なダイオラマ」が主流なので、あえて違う雰囲気を出したい、ということにした。
あと、戦車兵にインパクトが欲しい。一体だけでもアイキャッチな存在感のあるインパクトである。ちょいとファンキーな感じで。
そこで浮かんできたアイディアが砂埃巻き上げてアフリカの砂漠を進むIII号戦車。戦時中の記録写真で良く見かけるものだが、やはりこれが私の中でのIII号戦車のイメージである。砂漠の表現は私のライフワークみたいなものでもあるので、そのイメージに近づけることにしてみた。
で、以前資料で見てやってみたいと思っていた、砂埃対策でゴーグルにスカーフで顔全体を覆ったアフリカ軍団の兵士の表現。映画「スターウォーズ」の第一作によく似たカッコの怪しい宇宙人(砂漠でR2-D2を襲うやつ)が出てくるが、ようはあれである。あの怪し気な雰囲気を狙っていくことにする。
使用したのはホーネットのヘッド。ゴーグルはホーネットの他のものから削り取って移植。

身体はストックからの組み合わせ。ボディ部はトライスター製、腕部分はメーカー不明。

エポキシパテで防塵用スカーフを作成して取り付け。なかなかイメージ通り怪しげでファンキーな感じに仕上がったと思う。

とりあえず基礎工事完成。(クリックで若干拡大↓)
