Tag : Realforce

1 - 4 of 4

東プレRealforce vs HHKB Pro2

今月号(2008年9月号)のMacPeopleにキーボード特集があってHHKB Lite2を革張りにしたこんなキーボード→(■和櫻工房■和の心をキーボード・マウス・パソコンサプライ品に!)とかが載ってたり、前のエントリーでお気に入りツールの話題でHHKBの話が出たので久々にキーボード話。

HHKB Pro2と同じ静電容量型キーボードである東プレRealforceを購入して3ヶ月経過しました。

hhkbpro2-and-realforce.jpg

過去ログ:

で、やはり気になるのがHHKB Pro2との使用感比較と、「どっちがメインになり得るか?」ということだったのですが、私の中ではある程度答えが出始めてきました。

結論から言うと、MacとLinuxで使う場合に限っては、「HHKB Pro2を100とすると、100:80くらいでHHKB Pro2の勝ち」という結果です。Windowsの場合は逆に「東プレを100としたら、100:70くらいで東プレ圧勝」です。

正直、キータッチ周りの完成度の高さ、きめ細やかさは、どっちが上かと言われれば東プレのような気がします。使用感をそれぞれまとめると、

東プレ:

  • 非常に軽く、静かで、ストロークの深さも深すぎず浅すぎず絶妙で
  • 何時間打ってもまったく疲れない
  • ファンクションキーもさっと使えて非常に便利
  • キーが軽すぎるので、HHKBに慣れた手だとミスタイプ連発

HHKB Pro2:

  • 打鍵は若干うるさく、キーもやや重い
  • ファンクションキーはFnキーを押さなければならず、若干面倒
  • スペースバーが無駄に長い
  • Windowsではとにかく使いにくい
  • 若干重くしっかり感のある打鍵は、逆にミスタイプを誘発しにくい

という感じでしょうか。ミスタイプの件は、私がキータッチが強めのハードパンチャーだから、というのもあるかもしれません。

結局MacとLinuxとWindowsで使用頻度や重要度による、ということになるんでしょうが、「どちらが愛でたいキーボードか」とか、「一生使うキーボードを一つだけ選ぶとしたら」という観点から捉えると、私は今のところはHHKB Pro2になると思います。東プレを使い込んでみて改めてHHKB Pro2の男気溢れる作りと使用感に惚れ直したような気がする昨今です。

Realforce91UBK:使用一ヶ月の所感

東プレのRealforce91UBKを購入してほぼ一ヶ月が経過しました。その間、Windows=6割、Linux=3割、Mac OS X=1割という感じの割合で使ってみたので所感を。

topre-realforce91-hhkb.jpg

まず、Windowsでは「まさに究極のWindowsキーボード」というくらい非常にマッチしてて、何も考えず、迷う事なく使えました。やっぱりWindowsだとFnキーやカーソルキーは一発で押せた方がなにかと使いやすいし、Windowsを使っている時は「利便性最優先モード」に入っているので

LinuxではHHKBの方がやはり使い心地的にもイメージ的にも「ハッカー感」があって馴染む感がありますが、Linuxの場合はWindows XPよりもキーボードの配列が気軽に変更出来るので「これは気分によって使い分けてもいいなぁ」と思いました。私の場合GTKの設定でFirefoxもgeditもキーバインドをemacs互換にしているので左下Ctlキーはややつつらいポジションなのですが、Ctlキーの重さがHHKBより軽いのでその分疲労は軽減される感じ。LinuxでのRealforceは「当初思っていたより意外にイケる」という感じでしょうか。

Mac OS Xの場合、普段Mac用のJISキーボードに慣れている人はキーボードの設定でJISキーに設定すればいつもと殆ど同じ感覚で使えると思います。Windowsでの「無変換」「変換」キーがそれぞれ「英数」「ひらがな」になるので日本語と英語が混在した文書を書く時は両方の親指でホームポジションをキープしたままシュパシュパと素早く切り替えが出来るので便利です。私は「Windows用キーボードをMacで使う」という意識ではなく、「Mac用JISキーボードを使う」という意識で使ってます。その方がヘタにカスタマイズするよりスッと使える気がします。ただ、

  • WinキーのWindowsアイコンではMacを使いたくない
  • コマンドキーは大きめが良い\\

という人にはちょっと合わないかも。

英数モードが多くてガンガンコードを書いたりする場合にはHHKBの方がソリッド感があって心地いいですが、blogなどのように日本語と英語が混在している文書を書く場合にはJISキーボードもアリかなーと思い始めています。これまでずっとメイン環境はASCII配列のUSキーボードだったので結構新鮮な感じ。

あと、Realforce自体の作りとして、キーボードが机にピタ!とくっついて動かない点が結構大きいポイントかもしれないと思いました。私の場合普通のテーブル上にカバー類いのものは置かず直置きですが、がっちりと机に食いつき、まったく動かず・ブレず、で心地よいです。これはポイント高し。

Realforce 91UBK関連リンク

東プレのRealforce91UBK関連のBlogをあつめてみる。私が購入の際に参考にしたりヒントを得たりしたサイト達です。

キーボードやマウスなどのインターフェイス部分は人間と直接触れるものだけにどうしても主観的になりやすい(ならざるを得ない)ので、数値やスペック表だけでは判断出来ないわけです。「カッコいい」「気持ちいい」「楽ちん」「とにかく〜するときに便利」なんてのは数値化出来ないですからね。

なので、いろいろな人の「生の声」を聞くのが一番。これが出来るのがブログの存在意義・醍醐味なのかも。(プロのレビュー記事じゃなくて、ね)

気がついてみると最近の私の「直接自分に触れるインターフェイス」は、「EIZOと三菱のモニタ」「HHKB Pro2」「東プレRealforce」と、ほとんど日本製に落ち着いてきました。日本には世界一のインターフェイスを作る技術がある、ということを改めて再認識。

ソフトウェアでのインターフェイス作りはまだまだ海外に及ばないけど、ハードウェアのインターフェイス作りは、微妙な違いにこだわりをもったりしてきめ細やかなハードを作れる器用な日本人の真骨頂かもしれません。

東プレ「Realforce」購入

Windowsと真面目に向かい合うために

史上最高のキータッチと讃えられる東プレのキーボード「Realforce91UBK」をWindows用に購入しました。

hhkbpro2-and-realforce.jpg

上の画像はHappy Hacking Keyboard Pro2との比較です。やや大きくて武骨ですが、テンキーが無くてなるべくコンパクトで、さらに日本語表記が無くて色が黒でキータッチが良いWindows用キーボード、ということで絞り込むとこれになりました。

結論から言うと、

「史上最高のキータッチ」

です。これはもう、衝撃。

はっきり言って、同じ東プレのOEM版である愛用のHappy Hacking Keyboard Professional 2よりも良いとさえ思います。タッチの質はほとんど同じなんですが、HHKB Pro2より若干キータッチが軽くて打鍵音がうるさくない、という感じ。いやはや、まいった。これぞ究極のWindows用キーボード。1万7000円代と値段は張りますが、触って一瞬で元がとれた気分になりました。

Windows用に大枚はたいてキーボードを購入した理由は、「今年はWindowsをちょっと本気で向かい合って使い込んでみよう」と思い立ったからです。長年に渡ってアンチ・Windowsだった私には大きな転機というか、なにかしら上手く表現出来ない内面の変化が起きました。

具体的に一つの事件のようなきっかけはないのですが、Leopard発売以来、Ubuntu Linuxなど他のOSに入れ込みはじめてから、徐々に徐々にいろいろなものの見方が変わってきました。上手く表現出来ないのですが、あえていうなら、

「私の中で『OSの時代』が終わった」

とでも言うのでしょうか。そういう感じです。去年からこのBlogでも伏線のような感じで書いてますが、「Macユーザー」「Winユーザー」「Linuxユーザー」というカテゴライズの時代は「前時代的」で、「もう古い」と。自分の中で完全に終焉した感があります。「Next Stepに進もう、次いこう」と。

Mac OS Xは8年間に渡って吸い尽くし、膨大な時間と労力を捧げた。Ubuntuに出会い、Linuxの世界にどっぷり入った。後は、この世で最もシェアの多いWindowsしか残ってません。

正直、「Mac OS Xに飽きた」面もないでもないです。長年に渡って自分のサイトでその素晴らしさを語り続け、そして語り尽くし、血となり肉となって空気のように当たり前の存在になったので、もうあまりOS Xについて同じようなことを語るのも意味がないかな、と。嫌いになったわけじゃなく、「当たり前」というか、本当の意味で「デフォルト」になった。だから、これ以上語ってもあまり自分にとって刺激がなく、自分自身が活性化せず、成長しない気がしてきたわけです。

大きいシェアを誇るOSをもう少し真面目に使ってみることで多くの世の中の人が残した資産を自分が教授する享受するのも悪くないかなという考えに変わりました。ある程度使い込まないと、本当の意味でOS Xの良さもLinuxの良さも分からない、と。(実際、Ubuntuを使い込んでみてOS Xの良さを再認識した部分も多々あります)

今の私の理想とする境地は、「OSが透明になる」というか、そんな感じで「Get the most out of all OS」というか、すべてのOSからの恩恵を教授し、自分自身を活性化させる。そういう感覚でコンピューターを使えたら、と考えています。

そのモチベーションとして今回のRealforce購入、となりました。Realforceを使いたいためにWindowsを使う、とさえ言えるくらい気に入りました。