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シェアの話

NOKIA N73/705NKを手に入れてからというものの、毎日睡眠不足になるくらい情報を貪り読んだりカスタマイズしたりと、ドップリとハマっていました。(iPod touchが出荷されて話題になってるのも知らなかったくらい)

まだまだN73/705NKネタは続くと思いますが、ちょっと小休止して、「シェア」の話題。

先日知人(どっぷりWinユーザー)と話していて、iPhoneの話になりました。彼曰く「雑誌のNewsで読んだけど、iPhone思ったより売れてないみたいだね〜」「OS Xが載ってるんでしょ? 欲しがるのはMacユーザーだけなんじゃない?」と。Macに対して否定的なコメントや勘違いなコメントを叩きつけられると必要以上に無駄な反応してしまうMacユーザーの悲しい性がうずいてしまったのですが、ここは冷静に「いや、コアでOS Xが動いてるだけでインターフェイス部分はまた別物だよ。」と説明したのですが、「いや〜Winユーザーには敷居が高いんじゃないの?」と一点張り。

(そもそも「シェア」でモノの善し悪しを計ろうとしがちなのがWinユーザーの悪いとこなんだよ!)と咽まで出かけたのですが、(Winユーザーのみなさん、みんながみんなそうと言ってるワケじゃないですからね。「Winドップリ&Mac否定的」でなにかにつけ「シェア」を出してくるWinユーザーに対してのことですよ。勘違いして罵詈雑言コメントやメールなど送らないように) 「ここで典型的なくだらないMac 対 Win論争に持っていくのも人生のリソースと時間の無駄」と思ったので、まぁここはグッとこらえて「まぁ、日本で出てないから何とも言えないね」で話を終わりました。

で、この手の話が出てくるたびにいつも思うんです。「シェア」ってなんぞや?と。

だいたい「市場シェア」というのは出荷台数を元に換算されていると思うんですが、その理論でいけばガンガン安売りで台数を叩き出せばシェアは上がります。でも、スティーブジョブズ曰く「大事なのはシェアではなく企業にとっての純利益」という論に基づいた成功やそのシェア路線で失敗したコンパックとかがあったのに忘れ去られ、未だに一般的にあらゆる分野において「シェア至上主義」は根深いです。「売れてる=エラい」というヤツです。

今回NOKIA N73/705NKなるスマートフォンを購入して、これが世界的には売れているのに日本市場ではあまり「売れていない」製品というのに気が付いたのですが、そういう価値基準に基づいていないで購入した私は自分にぴったりな携帯を初めて手に入れることが出来た、という事実もあります。正直、ノキアが世界のケータイ市場のナンバーワンであることも私にとっては別にどうでも良いことです。

また、音楽もそうです。「売れてるから聴く」というか、「今これが流行ってるみたいよ」「みんな知ってるよ。えー知らないの?」というのは音楽の価値とは全く無関係だと思うわけです。「今、これを聴きたいから聴く」「こういう気分のときにぴったりだから聴く」「聴いてみて自分が本当に感動したから聴く」というのが本質じゃないでしょうか。

「シェア」はまったくもってモノの価値を計る価値基準や本質じゃないのです。

なのに、モノの価値基準の判断に「シェア」を煽るメディアがいて、それに乗る人々(しかも大多数)がいる。なんか、ちょっと寂しいというか、残念です。

そんな人々に、私はブルーハーツ時代の甲本ヒロトのこの名言を送りたい。

「売れてるものが良いものだったら 世界一うまいラーメンはカップラーメンだ 」

コメント (8)

Re:シェアの話

森井ゴンザレスさんに NOKIA N73/705NK と Mac とのシンクを見せてもらい、つい最近 NOKIA N73/705NK に替えました。
それは余談ですが、【シェアの話】激しく同意いたします。

keizo @ Sep 24, 2007 14:30 pm 編集

Re:シェアの話

私も昔から「携帯ヘビーユーザー」じゃありません。:-) 事実、この数年、ケータイでメールを打った回数は数えられるくらいなんです。私もkeizoさんのblogで言及されている携帯シンクも、「やってみるか!」と重い腰を上げて購入しましたが、数日で使うのを放棄したクチです。

そんな人間がこれほどガッチリとココロに響いたのはやはり「これぞシンク」というBluetoothシンク機能があるからだと思います。実際、TigerになってからiSyncを立ち上げたの、今回が初めてですしね。(笑) iCalとアドレスブックを活用するようになったのもNOKIA N73/705NKを購入してからです。ここ数日間でだいぶ「ケータイというものの活用」が進化しました。

「シェアの話」は、昔からずっと私の中でくすぶっていたことです。なんというか、上手く言えない、なんと言っていいのか分からない、というのがありまして。 ちょうどシェアの話が出たのでそれをまとめる意味で書いてみました。

昔はシェアの話になると劣勢になるので一生懸命Macの良さを広めようとしてきましたが、最近は「みんながMacを使わなくて良いかな。いや、むしろ、みんながみんなMacユーザーにはなって欲しくないな。」と思うようになりましたね。あまりこれ以上広まらなくていいや、あまり広まって欲しくない、というか。

N73/705NKも同じように、そんな感じを抱かせるモノですね。別に周りみんなが使って欲しいとは思いません。むしろ使って欲しくない。でも、価値観を共有出来そうな人には強力に推したい、という気持ちを抱かせます。

kaz @ Sep 24, 2007 15:17 pm 編集

Re:シェアの話

Winユーザって何であんなにかたくなにWinを推奨するんでしょうね。
そのくせ、Macユーザをオタク扱いしたがるのが不思議です。
たぶん、MacユーザはLinuxとかがMacより使い易くなればあっさりと移行してしまう気がするんですが、Winユーザはかたくなに使い続けるんでしょうね。

自分はもう人にMacをすすめることもないですね。
Appleが経営的に安定していればそれで良しという感じです。

私はWinを薦められると、WindowsはもうMacのアプリケーションの一つだから使いたくなったら使うよ、と皮肉を込めて答えています。

ff @ Sep 24, 2007 17:17 pm 編集

Re:シェアの話

まぁ、Winユーザーというのは色んなレベルの人がいるので(そもそもパソコンというのはハードのメーカーぐらいの違いでOSが色々あること自体意識していない、というレベルの人から、Win至上主義のドップリな人まで)、一概には言えませんが、Macを特別視する傾向は絶対にあると思いますね。食わず嫌いも多いですし、触りもしないでハナっから「あーダメダメ」という人もいます。基本的にレベルの違いこそあれ、一神教みたいなものなんだと思うんですよ。

選ぶ理由が、「みんながWindows使っているから」「やっぱ世の中ワード・エクセルだから」「一番売れていてシェアがあるから(苦労してシェアの少ないものを選ぶのはマニアっぽい)」という考えの大多数の人たちは、Windowsが市場シェアを独占しているかぎり、使い続けると思います。逆に例えば市場シェアが圧倒的にLinuxになったら、あっさり乗り換えるか、そこで初めて「シェア」や「Windowsでなければならない理由」について考えるんじゃないですかね。Macが嫌いだから、じゃないんだと思います。

ただ、中にはWindowsが自分の思考的に合っていて、Macの世界観が思考に合わない人もいると思います。昔の職場の同僚(若い女性)で、Macを触らせるとアレルギー反応みたいに「自分が思った通りに動かせないからイライラする。だからMacって嫌い!」と拒否反応を示していた人がいました。彼女みたいなひとは絶対に一生自分から進んでMacを触ることはないでしょうし、触る必要もないと思います。これはその人の人生観が作り上げた価値観の問題でしょうし、しょうがないですよね。それを咎める理由もMacユーザーにはもちろんありませんし。

WindowsはもうMacのアプリケーションの一つ

これは良いですね。実際そうですし、私も実際そういう意識で使ってます。なのであまりもう昔みたいにMacとWinでどーのこーのというのは面倒なんですよ。他人の価値観を変えることにエネルギーを費やしたくないし、もうそういう段階は終わって、次に行こうよ、っていう感じで。:-)

kaz @ Sep 24, 2007 17:53 pm 編集

Re:シェアの話

シェア=できることの多さ=安心感ってのもあるんじゃないかな。

「できること」で考えると、Windowsに勝てるOSないと思うので、
Windowsより好きな環境で好きなアプリケーションを使ってるひとは、できないことは努力してできるようにする、またはあきらめるかWindows環境にする。

その辺の個人的資源含めての費用対効果(成果物・満足度)を使う人が判断すればいいのではないかと。
現状では私のMacOS X(intel)を使ってる理由がそのへんです。

>Macに対して否定的なコメントや勘違いなコメントを叩きつけられると必要以上に無駄な反応してしまう

一般人はカーネルに萌えたりしませんよ、機能の話しなきゃ^^;
iPodはなぜ幅広く人気があって、Network Walkmanがいまいち弱いのかとか。
宣伝の効果もあるけどそれだけじゃないと思いますよ。

ynerome @ Sep 25, 2007 12:50 pm 編集

Re:シェアの話

ふーむ、確かにそうかもしれませんね。私が思うに「できること」というのは「Whatの量」であって、「How」の部分は含まれないのかなと思います。そういう観点から見たらWindowsが一番でしょうね。

まぁ何をもって「できること」と定義するかにもよると思います。私なんかは「なるべく美しいフォントで、気持ちよく&楽しく文章が書ける・作れる」ということも「できること」に入りますし、それがひいては生産性にも繋がっていると思います。つまらない仕事もNumbersやegword Universal 2とかで作業すると実際気分がよかったりしますし。そういう部分が自分のなかではかなりプライオリティーが高かったりしますが、WinユーザーでなかなかMacに触れようとしない人はそういう価値基準は根本的に持ち合わせていない感じがします。話をしてもピンとこないみたいだし、「ふーん。フォントが綺麗なの? で?それがどう嬉しいの?」という感じで。(あくまでも私の周りでの話ですけど)

いま思ったんですが、全てを「(作業が)出来る・出来ない」という価値判断で片付けてしまう、とも言えるかもしれませんね。「iMovieだとムービー編集がしやすい? ふーん。でも、それ、同じことWindowsでも出来るよ。(=つまりあえてMacを選ぶ理由にはならない)」みたいな。

費用対効果(成果物・満足度)を使う人が判断すればいい

あ、これは同意しますね。私もそう思います。私も出した金の分だけで「どれだけ楽しめるか・どれだけ嬉しいことの分量が多いか」という基準で考えた上でのMacユーザーなのです。正直、Win 98とか2000とかの頃にOS9を使っているときは向こう側の人たちのほうが楽しそうでちょっとWinに揺らぎましたから。

Network Walkmanに関してはよく分からないんですが、SONYの出すポータブルプレイヤーがいまひとつ魅力がないのはなんでなんでしょうね?

まぁ、今回のiPod touchも私は食指が動かないんですけどね。(機能やスペックから考えて、使うシチュエーションが思いつかない、インターフェイスだけに数万円は出せない、などの理由から)

kaz @ Sep 26, 2007 1:33 am 編集

Re:シェアの話

こ汚いWinのフォントに閉口しながら、それでも軽いノートマシンを作ってくれない以上乗り換えられないわたくしでございます。

さいもん @ Sep 26, 2007 11:33 am 編集

Re:シェアの話

>さいもんさん
近々1kg切る軽いヤツだすって噂がでてますよね。ホントかどうか分からないですが。。

私はディスプレイとキーボード無しの安くて超高速なMacBookが出て欲しいです。(それってMacBookなのか...?)

kaz @ Sep 26, 2007 18:16 pm 編集

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