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フィットネス系メモ:高橋尚子は「上半身6、下半身4」で走る
久々に「ランニングマガジンcourir」を買った。

買った理由は、去年現役を引退したあの高橋尚子へのQ&Aが特集であったから。ランニングで世界の頂点を極めた国民的スターの話には違う何かあるんじゃないか、と思ったからである。
今更だが、やはり、彼女は色々な意味でスゴいと思う。ランナーを「プロスポーツ」して認知させ、日本全国の走る人口を確実に増やした。昨今の女性ランナーの異常な増加は彼女の影響は少なくないと思う。彼女の後にも記録的にはスゴいランナーが続々と登場したが、彼女のように「スター」にはなっていない気がする。なんというか、「この人が走るのを観たい」「応援したい」と思わせるランナーね。ランナーも、もちろん金メダルはスゴいが、速いだけじゃダメなんだと思う。
彼女は飄々と能天気で爽やかなイメージのせいか、スゴい事をしていてそれを語っても簡単そうに聞こえるからつい聞き逃してしまうのである。このインタビューでもそんな軽い感じなのだが、結構良い言葉をさらっと言っている。その中のいくつかをクリップ。
「上半身は6、下半身は4」
これは深い。
- 「脚だけではなく、上半身、バランスで走る」
- 「脚だけ鍛えてもダメ」
- 「故障も意味がある事と考えると、出来ない事ではなくやらなければいけないことが見えてくる」
うーん・・・なるほど。
「平常心で」とよく言うが、「平常心」は日頃使っている言葉なのか
- 「平常心で」というと却って緊張する
- 「いつもと同じでいいという気持ちで立つ」
- 「そのために、試合だけ頑張るのではなく、毎日、全力投球を出来るかどうかだと思う」
これも、なるほど。これは裏を返せば、「いつも」が、本番でも出せるためには、「いつも」のデフォルト値を上げないといけない、と私は読んだ。彼女の言葉はさりげないけど、逆にいえば「いつも頑張らない人が言葉だけで本番で頑張れるわけじゃない」と言っているようにも聞こえる。
「レースでは30kmまでリラックス、30km過ぎから集中」
- 「帽子を買いに行くとき、家からデパートまでの過程でずっと帽子のことだけを考えている訳ではない。」
- 「デパートに入ったときが30km地点」
これはちょっと普通には無理な次元。普通私のような市民ランナーはそんな余裕はなし。30km地点といえば「これからいつ潰れるのか?今か?あと1km後か?」と心配になる地点。彼女のレベルでは、それまでは周りの景色や人の様子などを観てリラックスして走って、30kmからが集中してレースが始まるのだそう。
うーん・・・信じ難いが、「30kmからがマラソン」というのは意味はそれぞれ人によって違うと思うが、色々なレベルのランナーにとってまさしく真理なのかもしれない。
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