Nov 27, 2007
Nov 25, 2007
Ubuntu 7.10:MacBookでネイティブで走らす
モバイルでもUbuntuを使いたい
と思い、Ubuntu 7.10をMacBook(Core 2 Duo /2.0GHz)に仮想環境ではなくネイティブで走らせるべくインストールしてみました。結果、あっさり成功。参考にしたのは以下のサイト。
Mac OS X Leopard×ubuntu×Windows XP覚え書き - 裏風
下の画像はUbuntu 7.10のCDで起動してMacBook上のLeopardをインストールしてあるHFS+の領域をリサイズしてUbuntu用のext3領域を確保しているところ。(↓)

これでLeopardとUbuntuのデュアルブート環境が完成。(Windowsはネイティブで動かす価値をあまり感じないのでトリプルブートにトライする予定は今のところなし)
暫く弄ってみてますが、かなり・・・というか、恐ろしく快適に動きます。お約束のCompiz Fusionの3Dデスクトップも、もう「グリングリン」に動きます。
「スーパーπ」ベンチマーク:衝撃の結果〜自作機、MacBookに敗北
前のエントリーで書いた「スーパーπベンチマーク」ですが、なんと、Leopard+MacBookに勝っていたE4500 Core 2 Duo (2.2GHz)を積んだ自作機が、同じOSを積んだUbuntu 7.10+MacBookに敗れました。しかも完敗。
自作マシンは平均28秒くらいですが、MacBookはなんと平均20秒というスコアを叩き出しました。恐るべし、MacBookのポテンシャル。
まぁ、グラフィックチップとかHDDの性能とか拡張性とかでトータルでマシンの性能をとらえるとπ演算がすべてではないですが、デスクトップはノートより性能が上であって欲しいのでこれはCore 2 Quadの購入を検討したくなってきました。
それにしてもOSを入れ替えるだけでスコアがこうも劇的に変わるのは何か意味があるのかもしれません。UbuntuのほうがLeopardよりMacBookの演算処理のポテンシャルを引き出しているのか・・・? 真相は分かりませんが、まぁ、とにかく、MacBook上でネイティブで走らすUbuntuは「超快適」ということは事実です。
Nov 24, 2007
Ubuntu 7.10:「スーパーπ」でベンチマーク
自作派の間では定番らしい(?)円周率104万桁を計算させるベンチマークソフト「スーパーπ」を使ってみました。
とりあえず比較のために他の所有マシンと対決。誤差も出るので5回測定してみました。結果は以下のとおり。
| 機種 | 自作機 | MacBook | iMac G5 |
|---|---|---|---|
| M/B | ASUS P5B-VM | Apple | Apple |
| CPU | Core2Duo E4500 | Core2Duo T7200 | PowerPC G5 |
| Clock | 2.2GHz | 2.0GHz | 1.6GHz |
| RAM | 1GB x 2 | 1GB x 2 | 1GB x 1 |
| OS | Ubuntu 7.10 | Mac OS X 10.5 | Mac OS X 10.5 |
| 1 | 27.886秒 | 33.603秒 | 48.536秒 |
| 2 | 28.386秒 | 33.877秒 | 48.780秒 |
| 3 | 26.418秒 | 33.834秒 | 49.067秒 |
| 4 | 28.238秒 | 33.762秒 | 48.707秒 |
| 5 | 28.198秒 | 33.830秒 | 48.959秒 |
Core 2 Duoの中では下位モデルのE4500なのでまぁまぁの結果、という感じでしょう。とりあえずMacBookには勝ってるのでよしとします。
Nov 23, 2007
Ubuntu 7.10:HDDを増設
誰かLinuxにDisk Utility.appを移植してくれ
自作UbuntuマシンにS-ATAのHDD増設をしてみました。正直、Linuxでのディスクの扱いはMac OS XでのDisk Utilityで楽ちんポン!なぬるま湯で育った人には「面倒くさ!こんなのやってられるか!」と思われるものです。
Googleで調べてみるか!と思っても「Linux HDD フォーマット」と検索してもごろごろと出てくるのはコマンドラインを使ったごにょごにょ書かれた手順のサイト群。
正直、Linuxの普及や移行を阻んでいるものはこういう部分かなとも感じます。Linuxは、初心者には「必要十分」で、上級ユーザーには「弄るのが楽しい」システムなのかもしれませんが、同時に中級レベルの他のOSに慣れきってしまった大多数のパソコンユーザーには「窮屈に感じることが多い」システムだと思います。
・・・と、先に不満を書いたところで、私がS-ATAのディスクを増設した手順の覚え書きをまとめてみます。大いに参考になるのは毎度お世話になっているViva! Ubuntuさんのこちらのページ。
Viva! Ubuntu:ext3フォーマットのHDを増設する
【下準備:管理者権限でファイル操作出来るようにする】
上記ページで紹介されている、HDDフォーマットだけではなく他の操作でも便利な「nautilus-gksu」をSynapticでインストールし、再ログイン。
これでこのようなメニューが出るようになります。これは便利!

【つないだHDはシステムからどう認識されているのか、を調べる】
物理的につないだ後は、システムから新しく接続したディスクがどういう名前で認識されているのかをターミナルを使ってチェック。
$ sudo fdisk -l
とやると、マシンに繋がれたディバイス名がずらっと出てきます。その中から容量とかを見て新しいHD名をチェックします。私の環境の場合今回増設したHDは
Disk /dev/sdb: 80.0 GB, 80026361856 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 9729 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x00000000
ということで、「/dev/sdb/」がシステムが認識するためにつけられたディバイス名だということが分かります。
【ext3でフォーマットする】
私の場合持ってきたディスクがMac OS Xで使っていたHFS+フォーマットのディスクを流用したものなので、これをLinux標準のext3にフォーマットしなおします。
$ sudo mkfs.ext3 /dev/sdb
ずらずらっと出てきますが、処理が完了してディスクのプロパティを見てフォーマットが「ext3」になっていればOKです。

【マウントポイントの作成】
LinuxではMacでは聞き慣れない「マウントポイント」というものを設定しなければなりません。マウントポイントとは要は「ここのディレクトリにディスクをこういう名前でマウントするよ」と印フォルダを作るようなイメージです。Ubuntuでは「/media/」というディレクトリに他のディバイスもあるのでこちらに作ります。
ディバイス名が「/dev/sdb/」だったので「sdbhd」と命名。

【設定ファイルに記述】
次に設定ファイル「/etc/fstab」に
「このext3フォーマットの/dev/sdb/というディバイスをこのマウントポイントにsdbhdという名前でマウントしたいです。よろしく。」
という設定を記述します。
先ほどの「管理者権限で開く」機能を使って「/etc/fstab」ファイルを開き、
/dev/sdb /media/sdbhd ext3 defaults 0 0
と記述し、保存。
【マウント・アンマウントのチェック】
$ sudo mount -a
でマウント、
$ sudo umount /media/sdbhd
でアンマウントするかどうか、デスクトップ上で先ほど「sdbhd」と命名したディスクがマウントされたり消えたりするかどうかチェックします。

うまく操作出来ていたら設定OK! 最後にシステムを再起動して自動的にマウントするかチェックしたら完了です。
・・・と、いう感じですが、LinuxにMac OS Xのディスクユーティリティがあったらなぁと思う次第。まぁでも、システムがどういう手順でHDDを認識し、デスクトップにマウントしているか、というのが分かるのでそれはそれでそこが楽しいんですけどね。
Nov 21, 2007
Ubuntu 7.10:Mac OS Xとの連携

Linuxと言えばサーバー機として定評がありますが、せっかくなのでデスクトップ機能だけでなくLANで「Win・Mac OS X・Linux」で利用出来るサーバー機としても使えるように設定してみました。
【NASサーバとして使う】
「PC Japan 2007年12月号」を立読みしてみたらタイムリーにも「簡単にNASが作れるカスタムUbuntu」という特集が目に入ったので即購入、これを参考にしながら付属のDVDのものではなく自分のUbuntu 7.10にNAS環境を構築するソフトを入れてサーバー化しました。
私が手順を改めて書くよりもすでに素晴らしい設定方法を公開しているサイトがあるのでリンクをクリップ。
この二つのサイトを読みながら手順を踏んで行けば誰でもSMBによるWindowsからもMac OS Xからもアクセス出来るNASサーバーが構築出来ます。
NFSではなくSMBにしたのはこちらのページを読んでから。
同じUNIX系列なのでNFSがいいかなと思ったんですがそうでもなさそうだしWindowsが入れる環境のほうが何かと便利なのでSMBが今のところベスト。
やってみたところ、Leopard on MacBookからも問題なく接続出来てファイル共有が楽になりました。MacBookの方はノートなのでHDD拡張が出来ないので、増加する一方のファイルを少しずつHDD拡張が出来てeSATAも使えるUbuntuの方に移していく予定。
【iTunesサーバー機能も設定してみる】
複数マシン& Win・Mac・Linuxから使える音楽サーバー、ということでこちらも以下を参考に試してみました。
結果、手順どおりあっさりと構築完了!Windowsではまだ試してませんがLeopard上のiTunesとUbuntu上のRhythmboxではちゃんと認識され、問題なく再生も出来てます。「一人で使うのにいちいち複数OSで聞ける環境が必要なのか?」「ほとんどiTunesしか使わないんじゃないの?」という自分へのツッコミを含めた実用性はともかく、プラットフォームや再生ソフトに依存しない再生環境の構築、というのが大事なのですよ。
たとえ今後音楽データがどんどん増えていっても拡張性に余裕があるのでHDDを増設して音楽データの入ったリンクを「/home/media/music」内に張るだけでOK。うーむ、これは素晴らしい。
Nov 19, 2007
Ubuntu 7.10:NOKIA N73とBluetooth連携
折角プリンストンの極小Bluetoothアダプターを購入したので、Mac OS Xでも愛用中の「NOKIA N73とのBluetooth連携」をUbuntu Linuxでも試してみました。そういえばNOKIAとLinux、「フィンランド生まれ」というのが共通点ですね。
【下準備:必要なソフトのインストール】
Ubuntu 7.10では標準で「Bluetooth Analyzer」というソフトがインストールされていますので認識ソフトは標準でOK。追加で必要なのは「Bluetoothファイル共有」というソフトです。これを「Synapticパッケージマネージャー」でインストールします。

二つありますが、「nautilus-sendto」というのはOS XのFInder.appにあたるファイルブラウザの「nautilus」から画像やファイルの選択をして右クリックメニューでBlutooth経由でファイルを送信できるソフトです。これを入れておくとUbuntu側からN73にファイルを送信出来ます。
インストールすると自動的に「アクセサリ」メニューに「Bluetoothファイル共有」が登録されます。これを起動。

【お互いを認識させる】
次に、Ubuntu側とN73側でお互いを認識させる設定をします。これはN73側からやると簡単です。N73の「メニュー」→「外部接続」→「Bluetooth」でBluetooth設定画面を開き、右側のタブを開いて「オプション」で「機器検索」をクリックします。コンピュータ名が現れるのでこれを選択するとパスキーを聞かれるので好きなパスキーを打ち込みます。
すると、Ubuntu側で送られたパスキー確認画面が自動的に出てくるのでN73側で打ち込んだのと同じパスキーを入力して認証完了!
【N73から画像を送ってみる】
よく使うのはN73で撮ったデジカメ画像の転送なので、これをやってみます。N73側で画像を開き、「オプション」から「送信」→「Bluetooth」でコンピュータ名がリストされるので選択して送信します。すると、Ubuntu側でこのようなアラートメニューが表示されます。

OKをクリックすると「あなたのなまえ/Desktop」フォルダに画像が送信されますが、ここで「常にこのデバイスからのファイルを受け入れます」にチェックをいれておくと次からはいちいち「OK」をクリックせずにN73からガンガン画像を送れます。
ただ、Mac OS XでiPhotoに送っていたように自動的に複数のファイルを一括送信出来るかどうかがいまのところ分からないのでその点がちょっと不便です。
Nov 18, 2007
Ubuntu 7.10:プリンストンBluetooth USBを使ってみる
Wireless Mighty Mouseユーザーなので、自作Ubuntu LinuxマシンにもBluetoothが欲しい!ということで、プリンストンの「世界最小」と謳われているBluetooth USBアダプターを購入してみました。

写真のとおり、かなり小さいです。HHKB Pro2のUSBポートに差し込んでみましたが、ほとんど存在感がありません。これはいいですね。Macの場合はBluetooth内蔵機種がほとんどなので必要性を感じませんが、今回のように自作機組んだりWindowsマシンでBluetooth使いたい時には選択肢に入れてもいいと思います。
さっそくUbuntu 7.10の自作マシンで試してみましたが、拍子抜けするくらいあっさりと認識し、メニューバーにBluetoothアイコンが出ました。

結果、Wireless Mighty Mouseのキーである「0000」を入力するだけで設定完了。ドライバをインストールすることもなく問題なく作動しました。
ただ、なぜか最近私のWireless Mighty Mouseの右クリックの感度が著しく悪くなっているので右クリックでのレスポンスが悪いです。Mac上でも反応しないことが多くなってきたのがそのままLinux上でも同じ感じなのでこれはたぶんプリンストンのBluetoothのせいでもUbuntuのせいでもなくMighty Mouse の不具合でしょう。どうにか解決策はないものか。。。
Ubuntu 7.10はUIがアンチエイリアスのかかったIPAフォントで統一されていて綺麗なのですが、いくつかのアプリケーションで適用されないものがあります。標準オフィススイートの「OpenOffice.org」もその一つ。(↓)
【デフォルトのOpenOfficeのCalc】

オフィス系ソフトはただでさえ無味乾燥な事務的な仕事に使うことが多いソフトなのでせめてフォントくらいは美しくないと仕事の効率&やる気ダウンにも繋がると私は思います。そこで試行錯誤で色々分かったのでこのフォントを綺麗にする方法を。
【使われているフォントを再変換】
このOpenOfficeのフォントがしょぼい見た目になっているのは、UIに使われているフォントである「IPAモナーPゴシック」フォントの、本来TrueTypeを使うべきところをビットマップデータを使って表示しまっているOpenOfficeのバグにあるようです。そこで、「ビットマップデータを削除してしまえば綺麗なTrueTypeで表示されるのでは?」と考えました。答えは・・・ビンゴ!でした。
まず、「usr/share/doc/opfc-modulehp-ipamonafont-source/source/fonts」を管理者権限で開き、「ipagp-mona.ttf」をデスクトップにでもコピーします。
念のためそのコピーしたフォントの複製をもうひとつ作り、バックアップしておくと安心です。
次に、このコピーしたフォントを「FontForge」で開き、「Generate Fonts...」で改めてTTFで書き出します。その時に「ビットマップフォントなし」の設定にして保存すればビットマップデータのないフォントが出来上がります。
これを先ほどのオリジナルの「usr/share/doc/opfc-modulehp-ipamonafont-source/source/fonts/ipagp-mona.ttf」に上書きコピーして差し替えます。
これで完了。念のため再ログインするかシステムを再起動します。OpenOfficeのアプリ(ここではCalc)を立ち上げてみます。(最初はフォントの再構築のため若干起動がもたつくはずですが、二回目以降からは早くなると思います。) 起動して以下のように綺麗なフォントになっていれば成功です。
OpenOfficeはフォント周りの設定は共有しているようなので上記のカスタマイズを施せば表計算・ワープロ・プレゼン・データベースのすべてのソフトで適用されるはずです。これで事務処理も少しは目にやさしくなるはず?